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レンタルサーバーでWordPressを運用する際にXserverをすすめる理由

2022.08.25

私がどこのサーバーを使えば良いかと相談されたら、状況に応じて適したサーバーを進めるようにしていますが、「個人でのブログ運用」もしくは「中小企業の商用サイト」でWordPressを使うという条件の元レンタルサーバーを検討しているのであればXserverを進めています。

仕事柄多数のレンタルサーバーを扱う機会がありますが、その中でWordPressの運用に一番適していると判断しました。自身でもメインで運用しているサーバーはXserverです。

ではなぜXserverがおすすめなのか?多数のレンタルサーバーを扱う中でWordPressの運用に向いている理由を説明していきたいと思います。

障害が少なく安定して運用できる

Xserverはいくつかレンタルサーバーを扱ってきた中で最も安定していると感じました。

サーバー会社が定期的にサーバーのメンテナンスなど行う中で意図しない障害が起こってサーバーがダウンしサイトへアクセスできなくなることがあります。

災害・テロ・人的ミスなど考えると、どこのサーバー会社も100%サーバーがダウンしないということはありません。

実際に他のレンタルサーバーを扱ったときに、一時的に障害が起こってサーバーがダウンしサイトが見れなくなったことがあります。

しかし私がXserverを使っている中では今のところそういった不具合は起こっていません。

サイトを使ってビジネスをする中でアクセスできないということはその間損失を被る事になりますので、少しでも安定したところで運用したいものです。

国内シェアが高い

国内でのレンタルサーバーのシェアが圧倒的に高いです。シェアが高いということは当然支持されているという事です。

マイナーなサーバー会社だと利用ユーザーが少ないためにネット上で情報を探しても見つからず解決に時間が掛かったりしますが、Xserverの場合利用ユーザーが多い分ネット上に様々な情報がアップされているため問題が起こっても検索して情報が解決する可能性が高くなります。

WordPress運用に適したXserver

世界的シェアを誇るCMSのWordPressですが、今どこのレンタルサーバーも簡単にWordPressがインストールできるサービスを提供しています。

もちろんXserverもWordPressを簡単にインストールできる機能(サービス)を備えてますが、それだけでなくWordPressの高速実行環境も完備しております。

世界最速クラスのWordPress実行環境「KUSANAGI」の導入

「KUSANAGI」は長年WordPressに特化したサービスを提供しているプライムストラテジー社が開発した世界最速クラスの仮想マシンイメージ(超高速のCMS実行環境)です。

分かりやすく言うと、WordPressなどCMSを運用するときにページが高速表示されるようにサーバーの設定を調整されたサーバー環境です。

サーバーにはOSやPHPやデータベースなど様々なシステムが搭載されておりますが、CMSが高速運用されるようにチューニングされているのが「KUSANAGI」です。

ちなみに、私がWordPressのサイト開発を始めたときにプライムストラテジー社の「WordPressの教科書2」(2013年)で勉強しました。

Xserverのサーバースペック

Xserverのサーバーは

第3世代「AMD EPYCTM」採用

CPUには製品発表時点で80ものベンチマークで世界記録を達成した、第2世代の後継にあたる、第3世代「AMD EPYCTM」(コードネーム「Milan」)を採用。

Xserver公式より

だそうです。

他社も同じようにサーバー性能の凄さをアピールしてますので、はっきり言ってサーバーの専門家でなければどれだけすごいのか分かりません。

サーバー機器の性能がどれだけすごいのかを知るには、ベンチマークテストなど共通の数値で他社サーバーと比較してほしいものですが、そういった情報も提示されているわけではありません。

ただすごいと思ったのは、Xserverは1台あたり1,000万円を超えるサーバー機器を採用しているということでした。

商用サーバーであれば数十万は軽くかかり、それ以上のものであれば数百万円のものもあるのは知っていましたが、1,000万円を超えるサーバーというのはあまり聞いたことがありません。

そう考えるとかなりの高スペックサーバーを用意したということが想像できます。

常に新しい設備

Xserverは常にサーバー/機能を増強しています。先日もサーバーが増強されてました。

既にXserverを使っているユーザーの場合、通常であれば新しいサーバーが増強されたとしても、既存ユーザーのデータが置かれているサーバー機器は以前までのモノを利用していますので、古いサーバーをそのまま使い続ける事になります。

ところがXserverは簡単に新しいサーバーに移動できる仕組みをわざわざ構築して提供しています。まだまだ今までのサーバー機器でも十分なはずなのにコストまでかけて新しいサーバーに移設させてくれるなんて太っ腹です。

以前とあるサーバ会社でサーバーが新しくなったアナウンスがされたものの、新しいサーバーを使う場合はアカウントを作り直して自身で引っ越し(サーバー移設)しなければならないといった事がありました。

そういった事を考えるとXserverの顧客へのホスピタリティの高さを感じます。

充実したサポート体制

サーバー運用する中で何か困ったことが起こったらまずは公式サイトのマニュアルやよくある質問で調べてみて、それでも探している情報が無い場合はネット検索で調べるかと思います。

Xserverはマニュアルも充実しておりので、大抵の操作はこちらで解決します。

利用者も多いので実際に利用した感想や操作の説明も多数の方が取り上げてますので通常のサーバー運用の範囲では上記でほぼ解決してしまいます。

しかしマイナーな操作で一度だけマニュアルでもネット検索でも情報を見つけられなかったときにサポートへメールしたことがありました。

メールだと1~2日程度かかる覚悟はしていましたが、なんと1時間程度で返信があり、無事疑問に思っていたことが解決しました。

タイミングが良かったという点もあるかもしれませんが、思った以上に素早くご回答いただけた点は好感触です。

最後に

Xserverだけの特別な機能といったものはありません。メジャーなレンタルサーバー会社であればどこも同じような機能を取り揃えております。

ただやはり安定した高速運用ということを考えるとXserverは他のサーバーより頭一つ抜き出ていますので、サーバーを検討中の方へはおすすめしています。

もちろん未来永劫そういった状況が続くかは別の話です。体制や方針が変われば今の状況が一変するかもしれません。イケイケだったベンチャーが規模が大きくなって業界トップに躍り出た途端にサービスの品質が低下してしまう事はよくある話です。

Xserverには変わらず高いホスピタリティを持続していってほしいものです。

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