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未経験からWebデザイナーとして就職するための道筋やマインドを現役Webデザイナーが解説

2020.11.19

WebデザイナーとしてWeb業界に飛び込み、気が付いたら10年以上経過していたメッツが、未経験からWebデザイナーとして就職するために必要な道筋やマインドを解説します。

まず、Webデザイナーって肩書は特に資格を必要とするものではないので、「今日から俺はWebデザイナーだ!」って宣言すれば誰でもWebデザイナーになれます。とはいえそれだとこれからWebデザイナーになりたいんだって方にとってはあまりに期待外れな回答となってしまうので、この記事では、WebデザイナーとしてWeb系の会社に入る為にどうしたら良いのか、どういった行動が必要なのかを解説していきたいと思います。

まったくの未経験知識ゼロでWebデザイナーとしての就職は難しい

今までまったくWeb制作の仕事と関わりのなかった人が突然『Webデザイナーになる!』と思い立って知識ゼロで制作会社の門をたたいても雇ってくれることはまずありません。なぜならその人がモノになるかは分からないからです。

どんな業界でも言える事ですが、人と業界(職種)の相性ってありますよね?Web業界においても、飛び込んでみたものの自分には合わずに辞めていく人が一定数いますので、その相性の壁を突破できることが第一条件です。

雇う側からしてみれば、まず職種の相性があるかどうかどうかも分からない人を時間やコストを割いてまで雇って教え込むことはリスクでしかありません。

Webデザイナーとして働くのであれば、まずは基本的な知識を身に付けてWeb業界で働く意思を示すことが必要です。

独学でWebの知識を身に付ける

独学で勉強して基礎知識を身に付けることも可能ですが、果てしなく時間が掛かります。というのも知識ゼロだと、どういうことを勉強すれば良いのかといった知識すら無いからです。

私自身Web業界に入る前に独自で勉強してサイトを作成して運用してましたが、スクールに通って勉強したら独学で勉強したことはプロとして必要な知識にまったく足りていないということを思い知らされました。

自分で高い熱量を持って勉強できるのであれば独学でも良いでしょうが、プロとしての基礎知識の習得までに時間が掛かるのは覚悟してください。

スクールに通ってWebの知識を身に付ける

スクールに通えば、プロになる為に必要な勉強のカリキュラムが用意されており、それを実務経験者である講師が豊富な知識を持って教えてくれますので、Webデザイナーとして働くための基本的な知識を得ることができます。

学校で教わればすぐにプロとして仕事に出来ると思っている方もいらっしゃいますが、たいていの場合は無理です。なぜなら、クライアントごとの業種に必要なサイトの構成を作る、運用するデザインをするなどといった事は実務をとおして得た経験から学んでいきます。

数カ月のスクール生活では仕事としての経験を得られることは出来ません。あくまでプロになる為のスタートラインに立てる知識を得られると心得てください。

どういう人がWeb業界に向いている?

  • 新しいモノや情報が好き
  • 自分で情報をインプットしてさらに更新していける
  • 割と几帳面
  • 長時間パソコンを操作するのが苦痛でない

ITに苦手意識がないことは前提条件ですが、Web業界では数年前まで当たり前に使っていた技術が既に古くなっていることもザラです。常にあたらしい情報にアンテナを張り巡らせて自分の情報をアップデートしていける人でなくては取り残されてしまいます。

高いモチベーションをもって自ら勉強して行ける人ほど向いている業種と言えるでしょう。

スクールを卒業してWeb系の会社に就職する

Webデザイナーという肩書をもらうとするのならWebの制作会社やECや企業のインハウスのWebデザイナーとして就職することをまず思い浮かべるはずです。しかしWebの制作会社の求人を見ると2年以上の実務経験者などといった条件を目にすることも多く愕然とすることでしょう。

どこもかしこも経験者向けの求人ばかりで、今からスクールで学んでもWebデザイナーになるのは難しいのではないか?そういった考えになってしまいます。

スクールから未経験で直接Web制作会社に入るのは難しい?

いえ、そんなことはなく専門のスクールで学んでから就職している方も多くいらっしゃいます。しかしそれは20代半ばくらいまでの若い人たちが多いように思います。

30代前後からの転職になるとスクールを卒業したばかりの未経験のWebデザイナーとしてはハードルが上がる事でしょう。企業からは「センスがある」「高い志がある」など何らかの理由を求められます。

そもそも多くのWeb制作会社の求人情報が経験者を求めているので、スクールで学んだ人たちはいったいどうやって経験を積めばいいのかという状況に直面するはずです。

なぜWeb制作会社の求人は実務経験者ばかりなのか?

多くのWeb制作会社の求人情報が経験者を求めている理由としては、Web業界はなかなか人が定着しないからです。未経験で雇ったもののWebの仕事が肌に合わずに辞めた、少しスキルを身に付けて転職(独立)などが繰り返されていては会社としてはたまったものではありません。

中途採用で実務未経験のWebデザイナーを雇うという事は会社としても大きな決断です。

未経験でもWeb制作会社に就職していく人たちの傾向

制作会社が提示している求人情報が経験者向けだからといって、必ずしも実務経験がなければ採用しないわけではありません。

私の会社でも基本的には実務経験者を求めています。しかし未経験でも良い人がいれば考えるというスタンスでもあります。

では未経験でも雇ってみようかと会社側が思えるようなパターンをいくつかの事例をご紹介します。

若い

雇う側からしてみれば、転職経験が少なく若ければ会社の色にも染めやすいですし、未経験でもそこでスキルを身に付けて長く働いてもらえるのであればその人に投資してみようと思えるわけです。

業界の外である程度社会経験を積んでいると、その業界(や会社)の色がついているので会社に馴染むかどうかという心配もありますので、慣れずに辞めてしまうのではないか?と言う不安はぬぐい切れません。

また転職を重ねているようであれば、少し働いたらまた転職してしまうのではないか?といった不安要素も考えられます。

そういった人たちを未経験から育てていくという判断は経営側から考えると難しいところですので、若く社会経験の少ない人材の方が雇う方からしてみれば将来的な観点から魅力的に見えるのです。

逆に年齢的なアドバンテージがないのであれば、上記の様な不安要素を打ち消すようなアピールができれば雇う方からの評価は上がることでしょう。

前職を活かせる

もし前職でグラフィックデザイナーをしていたのであれば、即戦力ではなくとも次期戦力として扱う事ができます。通常よりも少ない学習期間で戦力として期待が出来るのはアドバンテージと言えるでしょう。

また、デザイナー経験がなくとも、マーケティングや営業力など制作会社の方向性によってそれまでの経験を活かせることがあります。自分の経歴を活かせる制作会社を探すことも有効な手段です。

熱意がある

もし、年齢的なアドバンテージがない状態でWeb制作会社にWebデザイナーとして就職を望むのであれば、売り込む為に他とは違ったプラスアルファのスキルを身に付けるか自身で独自に制作物を作るなどして熱意を伝える事です。

たとえば提出するポートフォリオなど自分を売り込む効果的な手段となります。しかしそれがスクールで作った制作物だけであるのでは有効な売り込みとは言えません。というのも、スクールの課題で作るようなものは講師の手をいくらでも加えることもできるので、その人の技量として正当な判断材料とすることが難しいのです。

自身でスクールとは別に制作物を作る事によって自身の本当のスキルを知ってもらうこと、そして課題以外にも自ら制作することによって、けっして受動的でないという熱意を示すことができます。

雇う側が気にするのは、その人がうちの会社でどこまで成長して会社で役に立ってくれるかという事です。

熱意のある人間は自身で勉強して成長できるので、会社としては人材を育てる手間が軽くなります。モチベーションが高く自分で多くを学んでいける人材であれば近い将来会社の戦力として期待できますので、雇う方としてはその人物が魅力的に見える事でしょう。

紹介

会社が人を雇うときに悩むのは、その人がどういった人物か分からないからです。書類を見て面接してもやはり一緒に仕事してみないとどういう人物か分かりません。しかし信頼のおける人物から斡旋されたのであれば採用する為のハードルは下がるでしょう。

インターン(就労体験)

座学が完了した後に実際に企業にて就労体験を採用しているスクールもあります。

そういった実習をとおすことによってその人がどういった人なのかある程度わかりますので、企業と相性が合えばそのまま採用してくれることもあります。

また、そこの企業では雇わなくてもその企業からのツテをとおして紹介されることもあります。就労体験とはいえ全力で仕事をするつもりで取り組むことです。

実際私の会社でもインターンを得て採用となった人が何人もいます。

会社によっては短期でアルバイトを募集する場合もありますので、アルバイトを通して人となりが気に入ってもらい採用につながる場合もあります。

タイミング

なるべく多くの求人情報を定期的にチェックすることでそういった企業に巡り合うことが出来るかもしれません。

私自身も制作会社に入る事が出来たのはたまたま制作の人材に空きが出たからでした。

以上のように未経験でも条件を満たせば就職への道はグッと近くなります。

Web系の勉強会に参加して有益な情報をゲットしよう!

Webの勉強会は都内であれば頻繁に行われていますし、地方でも割と定期的に行われているところもあります。そういったところに参加することによって既にWeb業界で働いている人たちと接点を持つことができます。

とくに企業が開いている勉強会は、技術や人の交流を目的としていますが良い人材がいれば雇用の話しへとつながることもあります。ただし、未経験であればよほど魅力的な人材でない限りすぐに雇用へと繋がる事はほとんどありませんのであまり期待しないように。

とはいえ勉強会では様々な人とのつながりを持てますし、情報を得ることも出来ますので、参加することによって得られるものは多いでしょう。

最初のうちはどういった勉強会が自分合うのか分からないと思いますが、勉強会に参加している人たちは様々な情報を持ってますので、自分の目指すべき方向と合う勉強会の情報を教えてもらうこともできます。

頻繁に勉強会に参加している人たちはWebへのモチベーションが高い方が多いので、知識も豊富でですので、きっと良いアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ

  • Webデザイナーを目指すなら一度スクールでしっかり基礎知識を身に付けた方が良い
  • スクールを卒業して基礎知識を身に付けてからがWebデザイナーとして就職できるスタート地点
  • Web業界にツテを持つために勉強会に参加することも有効
  • 自分の経歴を活かせる制作会社の模索も有効
  • 就職するなら何よりも高いモチベーションが欠かせない
    定期的に求人情報をチェックしてチャンスを掴む

ざっくりまとめると以上の事について解説させて頂きました。

就職とは人と人の関係性です。多くのつながりがあれば情報も多く得られますし、機会も増えます。なるべくたくさんの人と繋がって自分の熱量を伝え、情報やチャンスを得てください。

この記事がWebデザイナーを目指す方の就職のお役に立てると幸いです。

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